Domaine des Lambrays Clos des Lambrays Grand Cru 2022 レビュー
テイスティングノート
深く美しいルビーレッドの色調。グラスに注ぐと、ラズベリーやブラックチェリー、熟したプラムの果実香に、 バラの花びら、シナモン、クローブ、そして土や杉のニュアンスが複雑に重なります。 味わいはシルキーで、果実の濃密さとミネラル感が絶妙に融合。タンニンはきめ細かく、芯の強さを持ちながらも 柔らかな包容力を感じさせます。フィニッシュにはスパイスと鉄のようなミネラルが長く続き、 グラン・クリュとしての威厳と気品を明確に表現しています。
おすすめペアリング
- 牛フィレ肉のロッシーニ風(フォアグラ添え)
- 鴨胸肉のロティ ブラックチェリーソース
- 仔羊のロースト ハーブ仕立て
- 熟成チーズ(コンテ24ヶ月、ブリアサヴァラン)
生産者について
ドメーヌ・デ・ランブレはモレ=サン=ドニを代表する名門で、グラン・クリュ「クロ・デ・ランブレ」の ほぼ全域を所有する特異な存在です。畑は12世紀からの歴史を持ち、2014年以降はルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)グループ傘下。 伝統とモダンな精緻さを融合させた醸造が特徴で、ピノ・ノワールの繊細な表現力と テロワールの深さを最大限に引き出しています。
ヴィンテージの特徴(2022)
2022年はブルゴーニュにおいて気温と日照に恵まれた年で、完熟した果実としっかりした骨格を持つワインが多く誕生しました。 「クロ・デ・ランブレ 2022」はその中でも特に均整が取れており、果実の華やかさと 熟成による複雑さの両方を備えたヴィンテージといえます。 飲み頃は2030年以降が理想的ですが、若いうちでも十分に楽しめる柔らかさがあります。
評価
- 香り: 高貴で複雑、花とスパイス、土のニュアンスが見事。
- 味わい: 芯が強くエレガント、長く続く余韻。
- 熟成ポテンシャル: 15〜25年。
まとめ
Domaine des Lambrays Clos des Lambrays Grand Cru 2022 は、 モレ=サン=ドニの頂点に立つグラン・クリュとして、気品・力強さ・精妙さをすべて兼ね備えたワイン。 若いうちからも楽しめますが、長期熟成により真の深みが現れる、ブルゴーニュの真髄を体現する1本です。


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