2026.1.5今日のワイン

ワイン

【南仏の巨人】ガツンと濃厚!D&R「ジゴンダス グラン・ヴァン」レビュー

💡 結論:鰻(地焼き)と合わせると「化ける」赤ワイン。

ローヌ地方の実力派「ドーヴェルニュ・ランヴィエ」が作る上級キュヴェ。
「ジゴンダス」特有の凝縮した黒い果実味と、野性味あふれるスパイシーさが魅力。単体で飲むとパワフルですが、大阪風の鰻丼と合わせると、その脂とタレを完璧に受け止める最強の相棒になります。

こんにちは。今回は、寒い季節にスタミナ料理と合わせたくなる、力強いフランスワイン「Dauvergne Ranvier Gigondas Grand Vin(ドーヴェルニュ・ランヴィエ ジゴンダス グラン・ヴァン)」を紹介します。

ボトルに浮き彫り(エンボス)加工が施された重厚なデザイン。まさに「Grand Vin(偉大なワイン)」の名にふさわしい風格です。

1. D&R Gigondas 2021 の基本スペック

生産者のD&R(ドーヴェルニュ・ランヴィエ)は、元々大手ワイン商社で活躍していた2人が立ち上げたブランド。モダンで洗練されたスタイルが評価されています。

ワイン名 Dauvergne Ranvier Gigondas Grand Vin(ジゴンダス グラン・ヴァン)
生産者 Dauvergne Ranvier(ドーヴェルニュ・ランヴィエ)
産地 フランス・ローヌ地方(AOP Gigondas)
ブドウ品種 グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル(推定)
ヴィンテージ 2021年
タイプ フルボディ / 赤ワイン

2. 実際に飲んでみた感想・レビュー

👃 香り (Aroma)

グラスに注ぐと、インクのように濃いガーネット色。
香りは非常にパワフル。ブラックベリーやカシスのジャムのような甘い果実香に、黒胡椒、リコリス(甘草)、ローズマリーのスパイシーな香りが絡み合います。

👅 味わい (Palate)

口に含むと、骨太で筋肉質なボディを感じます。
タンニン(渋み)はしっかりありますが、果実味が豊かで角が取れているため、ギシギシしません。2021年は冷涼な年だったためか、重さの中にきれいな酸味があり、余韻にはダークチョコレートのようなほろ苦い甘さが残ります。

3. 【検証】大阪風「鰻丼」と合わせるとどうなる?

🍱 地焼き鰻 × ジゴンダスの化学反応

大阪風の鰻(腹開きで、蒸さずに直火焼き)は、皮がパリッとしていて脂が落ちておらず、旨味が強烈です。このワインとの相性は以下の通りです。

  • ① 脂 vs タンニン(渋み)
    蒸していない鰻の濃厚な脂を、ワインの豊富なタンニンがガシッと受け止め、口の中をリセットしてくれます。繊細なワインだと脂に負けてしまいますが、ジゴンダスなら互角に渡り合えます。
  • ② 焦げ目 vs スパイス
    直火焼き特有の「香ばしい焦げ目」と、ワインの持つ「黒胡椒のようなスパイシーさ」が完全にリンクします。まるで鰻に高級な山椒をかけたような効果が生まれます。
  • ③ 甘辛いタレ vs 凝縮した果実味
    グルナッシュ種特有の「煮詰めたジャムのような甘み」が、鰻のタレの甘さと同調し、旨味を倍増させます。

判定:最強の「パワー系」マリアージュ!

4. 総合評価

単体でも美味しいですが、脂の乗った料理と合わせることで真価を発揮するワインです。

総合評価

★★★★★ (4.6)

濃厚さ  :★★★★★
スパイシーさ:★★★★★
鰻との相性 :★★★★★ (特に地焼き!)

5. まとめ

Dauvergne Ranvier Gigondas 2021 は、南フランスの太陽と大地のエネルギーを感じる、情熱的なワインでした。

もし手元にこのワインがあるなら、ぜひ奮発して「地焼きの鰻」を用意してください。フランスと大阪、離れた土地のソウルフード同士が響き合う、感動的な体験ができるはずです。

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