【伝統の重み】サン・テステフの名門!シャトー・ド・ペズ 2019 レビュー
15世紀から続く、サン・テステフ最古のシャトーの一つ。
「ブルジョワ級」の筆頭格でありながら、格付けシャトー(グラン・クリュ)に匹敵する実力の持ち主。2019年の当たり年は、濃厚な果実味と熟成による複雑さが完璧に調和した、まさに「教科書通りのボルドー」です。
こんにちは。今回は、ボルドー左岸の重厚な赤ワインがお好きな方にはたまらない一本「Château de Pez(シャトー・ド・ペズ)」を紹介します。
シャンパンの名門「ルイ・ロデレール」が所有しており、品質へのこだわりは超一流。ラベルに描かれた美しいシャトーの絵が、その歴史の深さを物語っています。
1. Château de Pez 2019 の基本スペック
サン・テステフ村はボルドー左岸の北部に位置し、粘土質土壌が多いため、メルローがよく育ちます。そのため、カベルネ主体のワインよりも口当たりが滑らかになる傾向があります。
| ワイン名 | Château de Pez(シャトー・ド・ペズ) |
|---|---|
| 格付け | クリュ・ブルジョワ・エクセプショネル(2003年当時) |
| 産地 | フランス・ボルドー(サン・テステフ) |
| ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなど |
| ヴィンテージ | 2019年(グレートヴィンテージ!) |
2. 実際に飲んでみた感想・レビュー
👃 香り (Aroma)
グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色。
香りはとても複雑でリッチです。カシスやブラックチェリーの黒系果実の香りに、西洋杉、鉛筆の芯、タバコの葉、そしてダークチョコレートのようなビターな香りが重なります。これぞ「熟成ボルドー」の香りです。
👅 味わい (Palate)
口当たりは力強いですが、タンニン(渋み)はきめ細かく、意外なほどスムーズ。
メルロー由来の果実の甘みと、サン・テステフらしい骨格のある酸味が絶妙なバランスを保っています。余韻も長く、飲み込んだ後も鼻に抜けるスパイシーな香りが楽しめます。
3. おすすめのペアリング
このワインには、しっかりとした噛みごたえのある赤身肉が必須です。
- 牛ステーキ(サーロイン / ヒレ)
王道にして至高。塩胡椒と少しのバターで焼いたステーキと。 - ローストビーフ(グレービーソース)
肉の旨味とワインのタンニンが溶け合います。 - ラムチョップ
ボルドーと羊肉は現地の定番ペアリングです。 - ハンバーグ(デミグラスソース)
4. 総合評価
「今日はちゃんとした赤ワインが飲みたい」という夜に、これ以上の選択肢はありません。
総合評価
重厚感 :★★★★★
バランス :★★★★★
クラシック度:★★★★★
5. まとめ
Château de Pez 2019 は、ボルドーワインの真髄を感じさせてくれる、威厳ある一本でした。
抜栓してすぐ飲むよりも、デキャンタに移すか、グラスの中でゆっくり時間をかけて変化を楽しむのがおすすめ。時間が経つにつれて香りが開き、さらに妖艶な表情を見せてくれますよ。


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