【南仏の巨人】ガツンと濃厚!D&R「ジゴンダス グラン・ヴァン」レビュー
ローヌ地方の実力派「ドーヴェルニュ・ランヴィエ」が作る上級キュヴェ。
「ジゴンダス」特有の凝縮した黒い果実味と、野性味あふれるスパイシーさが魅力。単体で飲むとパワフルですが、大阪風の鰻丼と合わせると、その脂とタレを完璧に受け止める最強の相棒になります。
こんにちは。今回は、寒い季節にスタミナ料理と合わせたくなる、力強いフランスワイン「Dauvergne Ranvier Gigondas Grand Vin(ドーヴェルニュ・ランヴィエ ジゴンダス グラン・ヴァン)」を紹介します。
ボトルに浮き彫り(エンボス)加工が施された重厚なデザイン。まさに「Grand Vin(偉大なワイン)」の名にふさわしい風格です。
1. D&R Gigondas 2021 の基本スペック
生産者のD&R(ドーヴェルニュ・ランヴィエ)は、元々大手ワイン商社で活躍していた2人が立ち上げたブランド。モダンで洗練されたスタイルが評価されています。
| ワイン名 | Dauvergne Ranvier Gigondas Grand Vin(ジゴンダス グラン・ヴァン) |
|---|---|
| 生産者 | Dauvergne Ranvier(ドーヴェルニュ・ランヴィエ) |
| 産地 | フランス・ローヌ地方(AOP Gigondas) |
| ブドウ品種 | グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル(推定) |
| ヴィンテージ | 2021年 |
| タイプ | フルボディ / 赤ワイン |
2. 実際に飲んでみた感想・レビュー
👃 香り (Aroma)
グラスに注ぐと、インクのように濃いガーネット色。
香りは非常にパワフル。ブラックベリーやカシスのジャムのような甘い果実香に、黒胡椒、リコリス(甘草)、ローズマリーのスパイシーな香りが絡み合います。
👅 味わい (Palate)
口に含むと、骨太で筋肉質なボディを感じます。
タンニン(渋み)はしっかりありますが、果実味が豊かで角が取れているため、ギシギシしません。2021年は冷涼な年だったためか、重さの中にきれいな酸味があり、余韻にはダークチョコレートのようなほろ苦い甘さが残ります。
3. 【検証】大阪風「鰻丼」と合わせるとどうなる?
🍱 地焼き鰻 × ジゴンダスの化学反応
大阪風の鰻(腹開きで、蒸さずに直火焼き)は、皮がパリッとしていて脂が落ちておらず、旨味が強烈です。このワインとの相性は以下の通りです。
-
① 脂 vs タンニン(渋み)
蒸していない鰻の濃厚な脂を、ワインの豊富なタンニンがガシッと受け止め、口の中をリセットしてくれます。繊細なワインだと脂に負けてしまいますが、ジゴンダスなら互角に渡り合えます。 -
② 焦げ目 vs スパイス
直火焼き特有の「香ばしい焦げ目」と、ワインの持つ「黒胡椒のようなスパイシーさ」が完全にリンクします。まるで鰻に高級な山椒をかけたような効果が生まれます。 -
③ 甘辛いタレ vs 凝縮した果実味
グルナッシュ種特有の「煮詰めたジャムのような甘み」が、鰻のタレの甘さと同調し、旨味を倍増させます。
判定:最強の「パワー系」マリアージュ!
4. 総合評価
単体でも美味しいですが、脂の乗った料理と合わせることで真価を発揮するワインです。
総合評価
濃厚さ :★★★★★
スパイシーさ:★★★★★
鰻との相性 :★★★★★ (特に地焼き!)
5. まとめ
Dauvergne Ranvier Gigondas 2021 は、南フランスの太陽と大地のエネルギーを感じる、情熱的なワインでした。
もし手元にこのワインがあるなら、ぜひ奮発して「地焼きの鰻」を用意してください。フランスと大阪、離れた土地のソウルフード同士が響き合う、感動的な体験ができるはずです。


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